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鯉の研究室


 
鯉の研究室
 

世の中には、さまざまな目的を持って鯉釣りに取り組んでいる人がいます。大物を目指してがんばっている人たちの姿勢には本当に頭が下がります。そんな人たちを応援したいし、HPの中でも紹介しています。

「でんでんまる」では、そんな方達とは別に、「海部郡で安定して早くたくさん釣りたい」と言う子供を中心とした、身近なビッグゲームをボウズが少なく楽しみたい方たちのために、自分達の経験からサイズに関係なく早い勝負で安定して釣れる意見を出し合って行きたいと考えております。

とりあえず、今までのお客さんや私の経験から出た答えを、紹介してゆきたいと思います。
このHPをご覧の皆様の中で、海部郡で安定した釣果を上げるコツを知っている方や、海部郡じゃなくても都市化された鯉の多いクリークで有効な釣り方を知っている方はお問い合わせフォームから送信下さい。
ぜひ、このコーナーで紹介させてください。

 
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泡づけの泡は、移動するものと、その場で泡が立って消えてしまうものとがあり、移動するものは流れと反対方向へ移動する傾向がある。(でんでん丸)
これは、私が「ルアー釣り的鯉釣り」をしていて感じたことです。海部郡の川はよく逆流を起こすことがありますが、その場合は、やはり移動も反対になる傾向があります。
泡は、あまり直接落としてしまうと、警戒して食わない場合があるので少し距離を離して落としたほうが良いのですが、進行方向側に落とすと効果的なので紹介しました。
泡づけを狙う釣りをするとき、タナも間違わず着水音も少なく、自分なりに納得して食事中の鯉に餌を落としても、口を使う確立が25パーセント以下のときは釣り方を変えるか釣り場を変えたほうが良い。(でんでん丸)

「鯉釣りの楽しみ方色々」のコーナーで、泡づけに落としても100パーセントじゃない事と、振っている尻尾が見えたら確率が上がることを紹介しましたが、泡だけでも食事をしている魚に対して直接餌を与えているのですから、少なくとも25パーセントの確立で口を使うとお客さんには説明しています。しかし時には、その確立を下回ることがあります。

先に紹介した進行方向にあわせて餌を仕掛けておき、狙い通りに浮きの真下で泡づけが起っても餌を食べないこともあります。もしこれらの事が、タナも合っていて、着水音も問題ないのに起ったら、何らかの理由でこの釣り方では口を使わないと言うことになります。25パーセント以下と言う事は少なくとも4回はその釣り場、または範囲で泡づけが起っているわけですから、底のモノを食べている食性には違いないし、活性が高い状況なハズです。それでも浮き釣りでは口を使わないのですから、「ヘラブナ釣り的鯉釣り」に移行しても、やはり口を使わないと考えて差し支えないでしょう。

しかし、これほどの泡づけが見られる場所は間違いなく活性は高いので、吸い込み釣りなどに移行するとボウズを免れる可能性が上がります。ただし、「泡づけ」「もじり」「跳ね」が、完全に治まった状態が一時間以上も続いてしまっているポイントにダンゴを投入しても、時合があっていないので結果は期待できないので、気をつけましょう。浮き釣りにこだわりたい人は、活性が高いにもかかわらず食わないので、場所を移動するのが賢明でしょう。

浮き釣りで結果が出ずに、吸い込みに切り替えてしとめた一匹。釣り方を変えると結果が出ることがある。

吸い込みに切り替えてしとめた一匹

雨降りの日に雨のかからない高架下で釣りをした中学生は、思った以上の釣果(数)を上げた。ポンプの回る雨天で普段は水の無い足場に薄く水が浸かるほどの水位だったことが釣果に影響したと思われる。この次の日は晴天に恵まれ、水位も落ちていた。ちなみに釣果は3分の1に落ちてしまった。偶然とはいえないだろう。

注(海部郡は流れも緩やかで川底が浅いとはいえ、小中学生の皆さんは安全第一で釣りをしましょう!)

思った以上の釣果(数)を上げた中学生
 

海につながっている川は、潮が動いているときに活性が高い。
流れが強くなる大河川は、エサが流されて釣りにならなくなってしまうが、流れが穏やかな海部郡の小規模河川では小潮よりも中潮、中潮より大潮と言った具合に、動きが大きい方が活性が上がる傾向がある。


「下げ7分」と言うことわざがあり、動き始めてしばらくした位に特に活性が上がる。
海からある程度離れた海部郡の街中の水路や小規模河川は、海と40分~50分のずれが生じることを頭に入れておきたい。
(海部郡パイオニアMさん)2004年5月追加


海部郡河川数本でレコードを持つMさんからアドバイスをいただきました。鯉の活性が上がるときを見極める参考にしてください。

 
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楽しい鯉エサブレンド
 

鯉はさまざまなものを食べる雑食性です。そのため、エサのバリエーションも豊富で、ブレンドによって数、型ともに釣果が変わります。ミミズやパンなどの単一エサでも釣ることが可能な魚を、あえて練りエサを使うことによって、高いゲーム性を楽しむことができます。

生きたエビで釣った方が簡単に結果の出るブラックバスに対して、プラスチックで出来たニセモノを使って釣る、プロセスを楽しむのと共通点があるかもしれません。または、より効果を高めたり、ケースバイケースで対応するために手を加える、フロッグの改造のような楽しさにも似ている気がします。ここでは、市販エサのブレンドについて紹介します。

※注(ここで紹介するのは、吸い込み釣りの団子エサのブレンドです)

まずは分かりやすくするためにエサを4種類に分けて説明します。

(1)ベースエサ
このエサは、粒が大きくて、植物性素材の多いものをさします。
特徴としては粒が大きいのでジャミに食われにくい。細かいものと違って長い時間底にとどまるのでじっくり待つことが出来る。崩れるまでの時間が早いので、早く臭いを発して魚を寄せることが出来る。植物性素材なのでジャミが寄りにくい。(ジャミをはじめ一般的に動物素材は魚を寄せやすい。そのためほとんど集魚剤は「さなぎ粉」などの動物性。)と言う性質を持っています。


ですから、ジャミの数や、寄せたい度合いによってこのエサに「味付け」を施すことによって調節出来るワケです。さらにそこに長時間残ることにより、鯉の警戒心に打ち勝つための行為である「待つこと」も可能になりますし、崩れることによって「味付け」したものが、短時間で効果を発揮することも可能なのです。
つまり、この性質を持ったエサをベースに、他のエサをブレンドしてゆくため、「ベースエサ」と呼ばれています。


<主なベースエサ>
マルキューさん
巨鯉、鯉パワー、鯉パワースペシャル、イモ吸い込み、どすこい、白虎など。


ダイワさん
ビッグワン川スペシャル、ビッグワン湖沼伝説など。


大鯉研究所さん
龍王



※おまけでマルキューさんの「タニシ吸い込み」を紹介しておきます。
これは動物性でありながら、粒が非常に大きく底に残り、崩れるのが早い、ベースの特徴を持っています。「でんでんまる」の子供達のように短時間で寄せて釣りたい人はこれをベースに良く使っています。
新しいエサだし、「動物性ベース」と言う新ジャンルと考えています。

 

(2)つなぎエサ
ここでは、粒が小さくて硬くまとまるエサ。いわゆる浮き釣り用のエサや、「浮き釣りにも使えますよ」とうたわれているエサをさします。
このエサの硬くまとまる性質を利用して、ベースが崩れる時間を調節するのに使えます。
これは、水の量を増やすことなく、団子が空中で分解してしまうのも防ぐことが出来ます。


つまり、ベースエサのみだと水の量でしか硬さを調節することが出来ませんが、つなぎを入れると自分好みの水の量で調節することが可能になるのです。さらにつなぎとして入れた他のエサの効果がプラスアルファされ、エサとしての効果も上がります。

主なつなぎエサ>
マルキューさん
大鯉スーパー酵母、浮き鯉、天下無双、鯉のぼり、大ごい、みどり、鯉将、
荒喰、鯉武蔵、鯉スパイス、スイミー、コイミーなど。


ダイワさん
鯉にんにく、など。


※おまけでマルキューさんの「鯉師」を紹介しておきます。
大きなサツマイモチップが入っているし、浮き釣りで使うには違和感がありますが、吸い込み釣りの「つなぎ」としては効果を発揮します。

 

(3)集魚エサ
その名のとおり、魚を集める効果があります。早く釣りたいとき、数が釣りたいとき、釣り場が広いのでとにかく寄せたいとき、活性が低いときなどに効果的です。
野生のスレた自然界の住人達の警戒心を食欲によって消し去るべく開発されたものなので、威力は抜群です。ためしに家で飼っている魚にたらしてみると、狂ったように反応します。

主な集魚剤及びエサ>
マルキューさん
鯉にこれだ!、さなぎ粉、など


ダイワさん
強力エスカトンZ鯉

 

(4)待ちエサ
これは比較的目の細かいベースエサを使うときに、そのエサが沈下して残るのが可能な時間以上待ちたい時や、ジャミ対策として非常に目の粗いエサや、「食わせエサ」を団子に入れて使うものを指します。
適当な言葉が思い浮かばなかったので、「待ちエサ」と勝手に私が作りました。(笑)

<主な待ちエサ>
マルキューさん
スーパー鯉むぎ、いもねり、など

 

以上のことを頭に入れてエサのブレンドを考えると、釣果を上げることが容易にできるでしょう。
たとえば中学生が「でんでんまる」に相談に来ました。「たまにフナが釣れるくらいで、思ったほどに鯉が釣れない」と言うものでした。ブレンドを聞いてみると「つなぎエサ」+「つなぎエサ」のブレンドでした。これだと、ジャミの攻撃に会いやすいです。


粒が小さいので、底に残らず待つこともできません。キャストしやすいように硬く水の量を多めに練ってしまうと、崩れるのが遅くて寄せるのにも時間がかかってしまいます。
反対に大きな川で魚道を把握しておらず、寄せる必要のある状態のとき、ベースエサオンリーで待っていたため、ずっとアタリがなく、帰ってきたという人もいました。


この人達が「ベースエサ」+「つなぎエサ」とブレンドを変えると「小さいながらも2本釣れた」と言う言葉が返って来ました。ブレンドを考えることによって、釣果が変わったひとつの例です。ここまで読んでいただけば、ビギナーの皆さんでも十分ブレンドを楽しむことが出来るとは思いまが、補足としてブレンド例と考えられる効果を紹介しておきます。

 
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